【ボイスマルシェで記事になりました】

NLPとは？ NLPセッション内容・効果を

カウンセラーに聞いてみた

http://maga.voicemarche.jp/counseling/771/

（２０１８年１月１９日）
＊画像は記事内よりお借りしました。

 

 

セラピー、カウンセリング、コミュニケーションの現場で使われることの多い手法でもあるNLP。NLPとは、Neuro Linguistic Programing（神経言語プログラミング）の頭文字から名付けられています。NLPは、視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚といった人間の感覚に結び付いた体験を、組み立て直し、新たな望ましい感情、行動などに変える効果が期待されています。

 

・「望ましい感情に変える」とはどういうこと？

・NLPを使ったカウンセリングを受けると、どんな効果があるの？

 

もちろん、流派やカウンセラーによってカウンセリングの流れは異なるのですが、NLPを用いたカウンセリングでどういうことをするのか、自分に効果があるのか、イメージを知りたいですよね。今回、ボイスマルシェでNLPの手法をメインに電話カウンセリングを行う宍戸和子（ししど かずこ）カウンセラーに話を聞きました。

 

 

NLPの手法では具体的にどういうことをするの？

 

宍戸カウンセラーの場合は、以下のようにカウンセリングを進めていくそうです。

 

最初に、カウンセリング前の事前のアンケートで伺った内容を元に、相談者のお悩み事や生活環境などを確認していきます。カウンセラーはただ話を聞き事実を確認するだけでなく、会話のなかで多用する言葉、声のトーン、呼吸、口調などを細かく観察していきます。

 

 

また、宍戸カウンセラーの行うセッションでは、ラポール（信頼関係）が重要になります。カウンセリング中は、相談者が安心できる状況を作ることを意識しながら、カウンセリングを進めていきます。そして、伺った内容や相談者の様子などを踏まえて、その人に適切なワークや話の進め方をカスタマイズしていきます。

NLPのワークとはどういうことをするの？

宍戸カウンセラーにNLPのカウンセリングで行うワークの一例を伺いました。

 

＜例＞頭から離れない、過去にあった嫌な出来事から解放されたいという場合

 

まず、嫌だった出来事を映画のワンシーンのように思い出してもらいます。そして、その出来事についてどのようなイメージが浮かんだのか、主に「五感」をカウンセラーが聞いていきます。

 

例えば視覚のイメージについては、大きさ、自分からの距離、位置、色、形、動画か静止画かなど。聴覚のイメージについては、音声の有無、聞こえる場所、大きさ、速いか遅いか、聞こえるのは声か音楽か環境音かなど。それぞれのイメージを全部答えられなくても構いません。自分がイメージできるところだけ答えていただければ大丈夫です。

 

そして、イメージした五感への印象を、相談者が苦手意識を感じなくなるまで、カウンセラーの誘導により一つ一つ丁寧に変えていきます。そしてワーク終了後は、今まで頭から離れなかったほどの嫌な出来事が、感じ方が変わる、気にならなくなる程になる方もいらっしゃるそうです。

 

 

このワークは事前の状況確認なども含めて、少なくとも55分以上のお時間がかかるそうです。もちろん上記はワークの一例です。相談者さんのお悩み事、状況、コースのお時間などに合わせて適切なワークを案内しているそうです。また状況やご希望によってはワークを行わずにカウンセリングを進めることもあります。

 

 

 

NLPのカウンセリングを受けると期待できる効果

 

宍戸カウンセラーの場合は、カウンセリングが終わったあと、「自分のマイナス思考のくせがわかった」「気持ちが軽く楽になった」「本当にやりたかったことが見えてきた」という感想をくださる方が多いようです。他にも、実際に、ボイスマルシェで宍戸さんのカウンセリングを受けた方から、以下のような感想が寄せられています。

「優しく寄り添うように会話をすすめてくださり、いろいろお話しているうちに自分でも気づかなかった悩みの理由がわかりました。 」―けいとさん（60代）

「物事のネガティブな面ばかりに注目しがちだったので、こんな風に考えられない？その考えは、周りに聞いてみた？と具体的かつ客観的に質問していただき、視点を変えることができた。」―KDさん（30代）

 

※ボイスマルシェの体験談より抜粋（宍戸さんのカウンセリング体験談の一覧はこちら ）
個人の感想であり、すべての方が同じ効果を感じるとは限りません。

 

NLPのカウンセリングはどういう時に利用したらいい？

 

宍戸カウンセラーの場合は、下記のような状況や、お困りごとの時に、カウンセリングをお申込みいただくことが多いようです。

・何が問題なのか自分でもわからないとき
・そもそも誰に相談したらよいかもわからないとき
・不安、心配、自信がないなどのネガティブな感情をなんとかしたいとき
・人に振り回される、気を使いすぎて疲れる等、人間関係についての悩みがあるとき
・心と身体が疲れている、なんとなく体調不良を感じる、思考がグルグルしているとき
・最近、自分の感情が乏しいと感じるとき
・人生が停滞していると感じるとき
・いま抱えている問題を明確にして、動き出したい思いがあるとき
・自己肯定感を高くしたいとき
・他の人より恵まれた人生で特に困っていないのに、このままで良いのかと思っているとき
・幸せになりたい！　笑顔になりたい！　変わりたい！　という気持ちがあるとき

 

明確な問題や悩みを抱えていないと、カウンセリングを受けてはいけないことは一切ありません。なんとなくつらい状況をどうにかしたい場合でも、遠慮なくカウンセラーを頼って下さい。

 

 

 

 

 

・宍戸和子カウンセラー（心理カウンセラー／セラピスト）
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（文：ボイスマルシェ編集部）